古田雄介のアキバPickUp!:購入制限は3月中旬まで……!? 枯渇が続くグラフィックスカード

2018-02-06

 グラフィックスカードの在庫状況は引き続き厳しくなっている。TSUKUMO eX.など以前から1グループ1枚の購入制限を設けていたショップもあるが、ここ1週間でパソコンSHOPアーク(1グループ1枚)やドスパラ秋葉原本店(1グループ2枚まで)、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店(1グループ3枚まで)と、枚数制限を掲げる例が増えた。

購入制限の告知

 某ショップは「グループ内で人を変えて何度も買いに来て、『すみませんが……』とお断りするのは日常茶飯事になっていますね。人が違ってもクレジットカードが同じだから、レジで一発で分かるんですよ」とこぼす。

 それでも状況は改善していない。パソコンSHOPアークは「旧正月など色々あって3月中旬まではこんな感じかもっと厳しくなるとも言われています」と話していた。

 ここ最近はコインチェック騒動などの影響から仮想通貨の価格が全般的に下がっているが、マイニング需要は相変わらずだ。KabyLakeで最安ゆえにマイニングマシン用によく売れている「Celeron G3930」(税込み4500円前後)を大量に仕入れたTSUKUMO eX.は「相場が揺れても市場が崩壊するレベルにならない限りは、掘る側の人にはあまり関係ないですからね。むしろ『下がった今がチャンス』という声も聞かれるくらい」と話す。

 ただ、店員氏が対応に苦慮しているのは別の購入層らしい。別のショップは「転売目的の人ですよ。メルカリをみると、ウチで1万8000円くらいのマイニングマザーに2万5000円くらいの値がついてて、普通に売れているんですよね。そういう目的の人は求める枚数がアンバランスなのですぐ分かります」と困惑していた。明らかに転売目的と分かる場合は、制限を設けていないパーツでも枚数を限定させてもらうこともあるという。

 騒ぎが騒ぎを呼ぶ状況は、当面続きそうだ。

●mSATAモデルもラインアップ! サムスン「860 PRO/EVO」が登場!

 ストレージの新製品では、SamsungのSSD「860 PRO/EVO」シリーズが一斉に売り出されている。V-NAND MLCを採用し、前世代(850 PRO/EVO)よりも8倍の総書き込みバイト量(TBW)を実現しているのが特徴だ。

 上位の860 PROは2.5インチSATAモデルの2TB、512GB、250GBが出回っており、税込み価格は順に12万5000円前後と3万5000円前後、2万円前後。

 下位の860 EVOは2.5インチSATAモデルが4TB、2TB、1TB、500GB、250GBの5種類。税込み価格は20万円前後と9万円前後、4万3000円前後、2万円前後、1万2000円前後だ。

 M.2(SATA)モデルは1TB、500GB、250GBの3種類で、順に4万3000円前後と2万2000円前後、1万2000円前後。mSATAモデルも1TB、500GB、250GBの3種類あり、4万3000円前後と2万2000円前後、1万2500円前後の値がつけられている。

 入荷したオリオスペックは「4TBの大容量モデルもありますし、全体的にタフなので、コスパ重視でSSDを強化したい人には喜ばれるでしょう。mSATAモデルをそろえているのも今どき貴重ですよね」と話していた。

●「BRONZEでこの構成、ちょっと驚きました」――玄人志向「KRPW-BK」電源がデビュー

 電源ユニットで目立っていたのは、玄人志向のATXモデル「KRPW-BK」だ。80 PLUS BRONZE認証を受けたセミプラグインモデルで、750W、650W、550W、450Wの4モデルが用意されている。税込み価格は順に9000円前後と8000円強、7500円前後、7000円弱。

 奥行きが140mmと短いタイプで、搭載する12cmファンは負荷率によって回転数を可変する仕組みになっている。ケーブルはフラット仕様で、PCIe補助電源は6+2ピンを2基備える。

 入荷したTSUKUMO eX.は「1次2次ともに日本製105度コンデンサを使っているので、低価格帯ながらしっかりしているんですよ。BRONZEでこの構成にするんだと、ちょっと驚きましたね」と高く評価していた。

 また、先々週Thermaltakeから登場した1680万色に光る電源ユニット「Toughpower iRGB PLUS 1200W Platinum」(税込み2万7000円前後)の低容量モデルも登場している。1050Wモデルと850Wモデルで、税込み価格は2万4000円前後と2万1000円強となる。

●Corsairケース「Carbide」に強化ガラスモデルが店頭に並ぶ

 PCケースでは、Corsairのミドルタワー「Carbide」シリーズの左側面に強化ガラスパネルを採用した「SPEC-OMEGA」が登場している。ブラックとホワイト、レッドの3色をラインアップしており、税込み価格は1万7000円強となる。

 入荷したドスパラ秋葉原本店は「最近は強化ガラスが人気ですからね。もともと定評のあるシリーズとの組み合わせで注目されそうです」と話していた。

 その他、入力デバイスではQanbaの「アーケードジョイスティック DRONE」が目立っている。USB接続でWindowsマシンやPlaystation 3、同4で使えるアーケードコントローラーで、税込み価格は1万1000円前後。

 パソコンSHOPアークは「Qanba製アケコンのエントリーモデルですね。まずまず重く(本体1250g)て滑り止めもあるので、しっかりプレイに集中できると思います」と評価していた。